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2019年総括

今年最後のブログは「懺悔」だ。 今年はとてもせわしなかったけど、達成感は少ない。 前に進もうとすればするほど、風圧も強かった。 守れなかった約束もたくさんある。 一番の後悔は、藤原ナオヒロのプロジェクトでは1曲しかリリースできなかったこと(汗)。 さきほど、これから帰省するナオヒロから「今年は最後に1曲リリースできたので、それが一番良かったと思います!」とLINEが…うわ、キビシイ(汗)。 この一言は、蜂の一刺しのように見事にとどめを刺してくれた(笑)。 ナオヒロよ、本当にすまなかった。 (詫びの代わりというわけではないが、本年唯一のリリース曲のPVをここに晒しておく) 冒頭にも書いたけど、今年はとても多忙だった。 あと、ここには書けないアクシデントもあった。 まあ、言い訳はしまい( ※ )。 ただ、混沌の中で、「あれ、オレ、いったい何やってんの?」という疑問ばかり。 年齢を考えると、いままでの人生があっという間だったように、残りの時間も思うほど長くなくて、まして現役でバリバリ動ける期限はカウントダウン…それはとても貴重なハズなのに、他人のために、自分や家族以外の何かのために無駄な時間はもう使いたくない、という思いが強くなった。 だから、来年はもう一度原点に帰って、ライフワークである自分の音楽を大切にしようと思う。 何でもいいから頑張っていればいつか必ず報われるなどという戯言を信じるほど青くはないので。 自己実現なくして自分や周囲の幸せはあり得ない。 ※余談だが、国語の文法的には「〜しまい」にするか「〜すまい」にすべきか、諸説ある。

成長の証

本当なら、今頃はApple MusicやSpotifyなどで、藤原ナオヒロの新曲が聞けるハズだった。 アルバムに先駆けて、1年2ヶ月ぶりに、満を持してリリースされるハズだったニュー・シングル…。 だが、リリース直前に「待った」がかかったのだ。 しかも、藤原ナオヒロ本人から…(汗)。 どうやらミキシングの出来が気に入らないらしい。 正直、自分も今回のミックスの上がりはイマイチだと思っていた。 (もちろん、リリースはしても許されるレベルではあるけれどベストではない、という意味で) まあ、低予算のインディーズでできることなんて限られてはいるけど、やはりベストは尽くしたいと思うので、この「待った」は自分的にも賛成だ。 それよりも、藤原ナオヒロが共同プロデューサーとして、そういうところにまで口出ししてくるようになったことが、ウレシイじゃないか。 これも成長の証。 後継者、すくすくと育っています(笑)。

SONY MDR-M1ST

ヘッドホン(SONY MDR-CD900ST)のケーブルを猫にかじられ断線してしまったので、交換用のケーブルを買ったもののハンダ付けに失敗してどうもうまく修理できず…。まあ他にもこれと同じヘッドホンは持っているのだが、取り急ぎ藤原ナオヒロのレコーディングも押し迫っているので、修理は後回しにして新規に一個購入。 さらに、いま話題の SONY MDR-M1ST も興味あったので、ついでに購入。 SONY MDR-M1ST ハイレゾ対応でソニーがMDR-CD900STに代わる新たなスタジオの定番を狙う製品として満を持して発売したもの。 いろいろなところでレビュー記事も出ているので、まあ詳細は省くけど…。 ぜんぜん違う…。 良くも悪くも…。 慣れの問題だと思うけど、MDR-CD900STの音に慣れきっているので、かなり戸惑っています。 いや、慣れるのかな(汗)。 音も解像度もかなり良くなったのは僕でも分かります。 でも、音のイメージがずいぶん違って聞こえるので、ある意味、危険(笑)。 いい音はちゃんといい音に。それなりの音はちゃんとそれなりに…そんなカンジ。 以前、一度AKGのヘッドホンに浮気したのだけど、結局、うまく馴染めなくてまたMDR-CD900STに戻ったという経緯が。 今度もそうならなければいいけど。 こいつが犯人!

意外性こそリアル

先日、あまりにも仕事のストレスが溜まっていたので、気分転換のつもりで映画『ロケットマン』を観に行った。 ご存知の方も多いだろうが、これはエルトン・ジョンの半生を描いた映画。 ストーリーのネタバレになるようなことは書かないつもりだけど(っつーか、ノンフィクションのストーリーにネタバレもなにもないと思うけど)、監督があのクイーンのフレディ・マーキュリーを描いた『ボヘミアン・ラプソディ』の最終監督だけあって、ちょっとテイストが似ている。 ある意味、欧米のショービズにおけるサクセス・ストーリーのテンプレートのようなお話。 セクシャリティとドラッグのエピソードはもはや必須。一度頂点まで上り詰めたあと一気に坂道を転げ落ち、そこから這い上がるストーリーって、向こうの人は好物なのだろうか。 どちらにしても、日本人にはあり得ないスケールのデカさは感じるけど、正直ちょっと食傷気味かも。 「伝説」ってこうやって作られていくんだなぁ…。 噂によれば、ボーイ・ジョージを題材にした伝記映画も企画されているらしいし、これも同じ路線になるのかな? 自分は世代的に、クイーンもエルトンもカルチャー・クラブも、まさにど真ん中なので、まあ仮に映画が駄作でもそれなりに楽しめたりはするのだけど、テンプレート的ではない伝記映画、観たいなあ。 そういえば、ずいぶん昔に観た、ティナ・ターナーの伝記映画、これもやはりミュージシャンの「蘇生」の物語だったけど、黒人女性が仏教の経文を唱える姿に不思議とリアリティを感じておもしろかった。 そうか! 「リアリティ」というのは、カッコいい伝説化されたストーリーじゃなくて、日常の中にある意外なエピソードの描写にあったりするのだな。

The man who has no imagination has no wings.

一応、ドラム音源としては、定番のBFD3とAddictive Drums2は揃えてある。 (100%使いこなしているとは決して言わないが) ドラム音源に限らず、ソフトウェア音源は、自分がDTMを始めた頃に比べて遥かにリアルに、そしてハイクオリティになったけど、なんか面倒くさくなったなぁ…。 いろいろなことができるようになればなるほど、何か大切なものが指の隙間からこぼれ落ちていくような感覚…。 ハード音源のTR-909やTR-606を使っていた頃はもっとシンプルに思考と音が直結していたような気がする。 (80年代の一時期、いわゆるテクノっぽいことをずっとやっていたので…あ、世代がバレる(汗)) でも、「面倒くさくなった」と感じるのは、たぶん、プロセスというかセオリーの問題。 アレンジの途中で、音色やエフェクトにこだわってしまうから悪いのだ。 だって、音色とか作り込んでいると、いろいろできすぎてキリがなくない? そこで立ち止まっているうちに、構成やフレーズのアイデアが遠のいていってしまう…。 割り切って、先に進めないからどんどんドツボにハマるのだ(汗)。 いまは作曲家、アレンジャーの定義というか、仕事の領域が変わってきていて、打ち込みはもちろん、以前だったらミックス・エンジニアがやっていた仕事の一部や、人によってはマスタリングまでスタンドアロンで作業し納品する時代…。 そういうスタイルを好む人も、少なからずいるけど、僕はいろいろな人のスキルやアイデアが予期せぬ塩梅で絡まったほうが、いい作品ができるんじゃないか、と思っている。 まあ、今、あるプロジェクトをスタンドアロンでやっているのは、「仕方がないから」ではなくて、それはそれで考えがあってのことだけど…。

Because it's there.

藤原ナオヒロの次のアルバムは、作詞家としての彼を前面に打ち出そうというコンセプトも含まれているので、本人はかなり悩んでいるようだ。まあ、せいぜい産みの苦しみを味わうが良い(笑)。そこにこそアーティストとしての成長があるのだから…。 …などと、他人事のように言ってはいるが、曲をつくるこちらのほうも、けっこう悩んでいる。 こちらは無駄にキャリアが長いので、なんかもう、いろいろやり尽くしちゃって、何をやっても新鮮味を感じなくなっている。麻痺しちゃっているんだよね(汗)。 自分の引き出しなんてたかが知れているということだ。 若い頃は次々と新しい引き出しを開くことができたのになぁ…。 人よりちょっとばかり引き出しが多いからって、それに甘んじるな、ってことかもな。 せっかく若いアーティストと一緒にやっているのだから、自分の壁を破っていかないと…。

夏風邪は馬鹿がひく

えっ、馬鹿は風邪ひかないんじゃないの!? この猛暑の中、まさかの夏風邪。いわゆる冷房病というやつか。 熱があるので汗をかいたほうが良いのだろうけど、さすがにエアコンを切るわけにもいかず(切ったら死ぬ)、頭は重く鼻はズルズル…。カラダの節々も痛い。 夏風邪はなかなか治らないとも言われるけど、早く治して仕事しないと(汗)。

真夏の夜のサクソフォン

高校時代、自分はブラスバンド部でDrums & Percussionを担当していた。 まあ、コンクールに出てもせいぜい県大会止まりだったけど、三年間、みっちりと打楽器の基礎を叩き込まれた。 (おかげで三年間はスティックだこが絶えなかった) 当時、目指していたのはピアニストだけど、ブラバンでこのパートを選んだのは、何か直感的なものだったと思う。 今はもう、ドラムを叩くことはなくなったけど、身体に叩き込まれたリズム感だけは今なお鋭敏だ。 だから…というわけではないけど、ブラスサウンドがけっこう好きなんですよ。 で、一昨日、たまたまご縁があったジャズドラマーの竹下宗男さんから、せっかくお声をかけて頂いたので、「HIBI★Chazz-K」というSaxがうじゃうじゃいるJazzバンドのライブに行ってきました。 (もう終わってしまったライブなので、ご紹介しても宣伝にならなくてスイマセン) 堪能した~~~。 生まれ変わったら、来世ではアルトサックスやりたいかも…。

私、カタチから入るタイプなので…

DTMでトラックを作る人なら、プロ・アマを問わず「Vienna Ensemble Pro」(以下「VEP」)を使っている人は多いだろう。 ちょっと重い音源やプラグインを使う際、DAWとVEPに負荷を分散させることによりレイテンシーを抑えることができる。また、サーバー的な機能もあり複数のパソコンにCPUの負荷を分散させることもできるシロモノ。 自分もご多分に漏れずユーザーではあるが、最近、自宅環境のメインマシンがMac Book ProからiMac 27inch 3.6GHz 8コア Intel Core i9、メモリは64GBというそこそこ余裕のあるスペックになったので、ほとんどの場合、VEP使わなくてもレイテンシーにあまり気を使わなくても良くなり、CPUメーターが振り切れてプチプチとデジタルノイズを出す心配もほぼなくなった。 しかも、Retina 5Kの27インチディスプレイなので、マルチディスプレイの必要もなく、作業のストレスが激減。これはDTMの作業には重要なことで、余計なタイムロスも少なくなるし、気になるのは電気代くらい(汗)。 まあ、だからといって、良い作品ができるとは限らないのだけど…。

続・DNAから分かること

DNA検査の結果、他にもおもしろい結果がたくさんあった。 「音程を合わせる能力」という項目もあって、それは人より優れているらしいので、一安心。 あと「28% more likely to be able to sing back a note they have just heard」だそうだ。 ちなみに、オシッコはアスパラガスの匂いがするらしい(当たっている)。 実は眉がつながっているのも当たっているし、アルコールを摂取するとすぐ顔が赤くなるのも、いつも手のひらに汗をかいているのも、耳垢がカサカサなのも当たっている。 そうそう、スーパースターになる可能性が35%高いそうだ(笑)。 (同じDNAの型を持っている人にスーパースターが多いということなのだろうな、たぶん) ちなみに、実際に親戚にはゲーノー関係、多いです(汗)。 送ったDNAのサンプルだけではなく、ものすごい数のアンケートにも答えているので、膨大なデータに基づくプロファイルなのだと思うけど、なんか、丸裸にされた気分…。

DNAから分かること…

先月、アメリカの某研究期間に自分のDNAを送った。 いろいろな疾患の遺伝的リスクをはじめ、DNAからさまざまなことが分かるのだが、その検査結果が送られてきた。 ちなみに、自分の血統は縄文時代まで辿れるらしいことも分かった(汗)。 一番うけたのは、僕のDNAの型はパクチーを受け付けないらしい…。確かに苦手。ちょっと前、家族がパクチーにハマって毎日食卓に出てきた時期があったのだが、その頃は地獄だったよ…あの匂いも苦手(汗)。

今年もはじまった…

毎年、高校野球のシーズンになると、高校球児だった藤原ナオヒロの目が輝き出す。 今朝の定例ミーティングでも、延々と、あのピッチャーはどうとか、僕にはよく分からない話をしていた。 まあ、いいけど(笑)。

湿度にやられてます…いや、熱中症?

ブログ、ちょっとサボりすぎ(汗)。 死亡説、プロジェクトの解散説、いろいろな説が飛び交ったようで、申し訳ないやら可笑しいやら…。 かつて適応障害で一年間棒に振ったことがあったので、そういう意味でご心配をかけた方々も…。 まあ、メンタルが少し疲れていたのは事実ですけど、仕事はしていました。 どちらかといえば、オーバーワーク気味で体調が心配です(汗)。 藤原ナオヒロのアルバムも制作中。 お互いに、制作のアプローチを再構築しつつ、新しい方向性を模索しながらやっています。 いろいろなご報告ができるまで、もう少しお待ちを。

今年に入ってから、何度目の仕切り直し?

一歩前に進もうとすれば、必ず風圧がかかる。 そういうものだと分かっているので、いつもは気にも留めないのだけど、それが内部からだと、メンタル的にはちょっと辛い。いや、ズキズキ痛い。 自分は何かプロモーションなどの戦略を考えるとき、最大公約数的な考え方はあまり好きではない。 今までも、それは避けてきたし、むしろそうじゃない方向…素数的な考え方で進めたことが意外と評価されてきた。 それはポリシーでもロジックでも何でもなく、ただの直感。 何も戦略が思い浮かばない時は、ヘタに動いたりはしない(それは動いても無駄ということだから)。 でも、アーティスティックな仕事って、そういうもんじゃないのかなぁ。 まあ、自分は経営者には向いていないということなのだろうな(汗)。 だからこそ、人にマネジメントを任せてみたのだけど、まあ案の定ダメでした(笑)。 さて、仕切り直し…と。

freezeしたらrebootするしかない…

このところいろいろな事情で活動が中断していたので、各方面に心配をかけてしまっているらしい…。 っつーか、ボチボチ異変に気づいてしまった方も出てきたようで(汗)。 Guitarの今井氏からも、珍しく電話が…。 自分の時間が止まってしまっても、周りは気にかけてくれているのだと、改めて気づかせてもらった。 でも大丈夫。ちゃんとリブートしましたので。 遅れをひとつひとつ、取り戻しているところです。もう少しだけお待ちを。

なにかと「平成最後」ではあるが…

気分的には、まだ年が明けないままだ(汗)。 昨年から続いている仕事を、まだやり遂げていないからだ。 まあ、正月期間はなんだかんだと慌ただしかったのは事実だが、それは言い訳にはならない。 忙しくてもやるときはやるのだから…。 「一定のクオリティに達しているのだから、まあいいか、これで出しちゃえ」と心の中の悪魔が囁やくと、次の瞬間に、「おまえ、それでいいのか?」と心の中の良心が囁くのだ(汗)。 このまま突き進んでも良いけど、そうすれば後戻りできなくなる…。 さて、どうする? …などと迷っているうちに、松が明けてしまった(汗)。