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7月, 2018の投稿を表示しています

リリース、その後…

7月22日のアルバムリリースを見届けて、翌23日に、私は力尽きるように緊急入院、緊急オペを受ける羽目になった。 ちゃんとリリースは見届けたぞ! まるでプロデューサーの鏡ではないか! まあ、具合が悪くなったのはアルバムのせいではないけど(いや、それもあるが)、リリース直前の一週間は、ホントに辛かったのは事実。 しかし誰にも甘えられず、耐えるしかなかったし…。 それはそれとして、制作とはいつもそういうものではあるが、やっと終わる頃には、次の課題も見えてくる。 もう立ち戻れない最後のプロセスになって、ようやっと、「ああ、あれはこうすべきだった」というモンが見えてくるのだ。くやしい…。 でも、それがあるから、次はもっと進化できるのだけど…。

アルバム完成!

藤原ナオヒロのフル・アルバム「Limit, Unlimit」が完成し、おそらく2〜3日中には主要配信ストアでリリースされるだろう(CDは1ヶ月後くらい)。 ( 7月25日追記:現在配信中   https://linkco.re/pYa3Trs7 ) 長い便秘がやっと解消されたような気分…。 スケジュールの関係で1曲カットせざるを得ない事態も起きたが、まあ、それはいい。 全11曲中の半分くらいは、一度シングルでリリースした曲ではあるが、それらの曲もボーカルを録り直したり、一部のトラックを差し替えたりと、全てリミックスしているので、ベストアルバムとしての要素もあるが、あくまでもオリジナル・アルバムなのである。 インディーズとはいえ、プロデュース、作曲、編曲、そしてアートワークまでを一人でこなすのはしんどい。いやあホントにしんどかった。 一人でやっているとジャッジに自信が持てなくなるときがある。 マスタリング途中で、ミックスに立ち戻ることも何度もあった。 制作過程の山場で、自分の耳が不調になったり、機材の調子も悪くなったり…もう最後のほうは悲惨でした。 (いまは38度の熱で寝込んでいます) 藤原ナオヒロがもう少し売れたら、ブレーンを増やそう。絶対に増やす! とりあえず、おつかれさま。 そして、ゲスト・ギタリストの今井芳継氏に感謝。

ヴォーカルの録り方心得

藤原ナオヒロのNEWアルバム、完全に「出す出す詐欺」になってしまって面目ないので(いや、もうすぐです、ホントです(汗))、たまにはレコーディングの話などを…(汗)。 ナオヒロのヴォーカルの録りは、ほとんど私の自宅のプライベートスタジオで行われている。 プライベートスタジオと言えば聞こえはいいが、単なる作業部屋である(汗)。 実は、ナオヒロの場合、デモを録りながら試行錯誤したり歌詞の変更をしたり、ノリでそのまま本番テイク録ったり…という感じなので、有料スタジオを使っていたらトンデモない額になりかねないし、まあ、ウチでやったほうがリラックスしてやれるので、もうデビューの頃からずっとこれでやっている。 以前は、ボイストレーナーとのレッスンもそこでやっていた。 さて、ヴォーカルは、当然のことながらマイクで録るのである…ということは、声以外にもいろいろな音を拾ってしまうわけで。 なぜなら、作業部屋はただのマンションであって、特別な防音仕様というわけではない。 一応、マイクの後ろにSE ELECTRONICS社の Reflexion Filter Pro という反響防止装置を立て、防音カーテンを閉め切り、録るときはエアコンを切ったり、できる限り静寂な状況にするのだが、それでも感度の良いコンデンサーマイクはどうしても多少の環境ノイズを拾ってしまう。 まあ、「宅録」の宿命といえば宿命…。 ただ、最近はiZotope社のRX6というノイズリダクションで、環境ノイズやらリップノイズやらをキレイさっぱりカットしてくれるので、まるで完璧な防音ルームで録ったかのようなクリアな音に後から修正することができるのです。いやー便利(もちろん設定には試行錯誤があったけど…)。 Reflexion Filter Pro ついでにピッチ修正の話も。 まあ、ピッチの修正については賛否両論あることでしょう。 多少ピッチが外れていても、それを「味」として残す場合も稀にありますが、自分の「音感」的に許容範囲を外れる場合は、容赦なくやります(ただしPopやRockの場合。クラシックやジャズはやりません)。 ボーカルって、たいがい最初のテイクが勢いがあって良かったりするんです。それなのに多少ピッチが悪いからと何度も歌い直したりしているうちに本人のモチベーションが下がったり、テ