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令和最初の新年あいさつ

あけましておめでとうございます。 本年もどうぞよろしく。 さて、昨年最後のブログでは、藤原ナオヒロのプロジェクトでは、昨年中に1曲しかリリースできなかったと書いたが、アルバムの制作は秋から始まっている(スポンサー様にはずいぶんとお待たせしてしまっている)。 自分も、ナオヒロも、前回のアルバム『 Limit Unlimit 』リリース後から、ずいぶんと意識の変化があった。 たぶんそれは音楽にも現れていると思う。 まあ、同じメンバーで作っているわけだから、人が聴いて「どこが変わったの?」と思うかもしれないが、いろいろな意味で次のアルバムはナオヒロ色が色濃く出ているのではないかと…。 全曲を作曲・編曲しているのが私で、作詞はナオヒロだという分担は変わらないけど、前作はどちらかといえば、曲の世界観が優先で歌詞をそこにアテた、という感じ。 今回は、まずはナオヒロの歌詞の世界観ありきで作られている。っつーか、自分の長いキャリアの中でも、彼の今作の歌詞の完成度はなかなかのもの。 私自身の内面的な部分で「ポップ・ミュージック」の定義が少し変わった、というのもある。そこをうまく言葉で表現することは難しいが、自分でやりたいのは、ポップスであってポップスではないということに気づいてしまった。 いまや音楽はDIY時代。その時点でもはやポップスではない。でもやりたいのは「往年のポップ・ミュージック風スタイル」とでも言えばいいのだろうか。まあ能書きはこのへんにしておくけど、意識の変化というのは制作のプロセスにも変化をもたらすものだ。 それに関連して、今年の目標というか、課題というか、今、自分の中で克服しなければいけないテーマは、朝ドラの中のセリフを借りて言うなら「自由は不自由だ」 ※ ということ。 なぜなら、今、NATIVE INSTRUMENTS社の「KOMPLETE 12 ULUTIMATE」の広大な海に溺れているからです(汗)。 ※NHKの朝ドラ「スカーレット」の中で、西川貴教が演じる世界的な芸術家・ジョージ富士川が発した言葉。