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3月, 2018の投稿を表示しています

インターネットと百科事典

自分が子供の頃はインターネットのイの字もなかったけど、百科事典とか図鑑といわれるものが大きな本棚の下の二段にギッシリと並んでいた。 たぶん、小学校から中学にかけて、1ページも残らず全部読破したと思う。そう、何度も何度も。 昔の子はそうやって「雑学」を仕入れたんだよね。 あの頃の事典や図鑑に載っている写真やイラストもとても魅力的だったけど、キャプションや解説、これがまたとても想像力を掻き立てる文章だった。 特に「宇宙」関係は当時の子供には大人気のカテゴリーで、なんちゃら星雲のこととか、みんな当たり前のように語れたものだ。 インターネットって、どうしてあのドキドキ感がないんだろうね。 今は必要なときに主体的に、ピンスポットで検索しないと欲しい情報になかなか到達しない。 次のページをめくったら何が出てくるんだろう…というアレ。 たぶん、アレがドキドキなんだよな。 …という他愛もないことを、「自分が作りたいアルバムって何なんだろうな」なんてことを考えながら思っていた。

cottage industry

今はインディーズのプロジェクトでやらせてもらっているので、なんというか、完全に「家内制手工業」だ。 (他所様はどうやっているのか知らないけど…) 自分はプロデューサーと言えば聴こえは良いが、作曲、編曲、レコーディング、ミキシング、マスタリングまで担当…。あ、アートディレクション、デザイナーもやっています。 しかたがないので我慢しているけど、決して楽しいだけではない苦悩がつきまとう。 せめてミキシング、マスタリングは誰かに委ねたい。 どこかにGoh Hotoda氏みたいな人がころがっていないだろうか…。

まあ、どーでもいい話ですが…。

久保田条実 という名前は芸名みたいだけど、一応、現在の戸籍上の名前。 ちなみに芸名(というかペンネーム)はあるけど、そちらはいたって「普通」の名前です(笑)。 自分は職業作曲家としては、決して量産型ではないし、そのくせ傲慢にも仕事選ぶタイプかもしれない(汗)。 本名で仕事するケースは本当に少なくて、たぶんいま取り掛かっている 藤原ナオヒロのプロジェクト も含めて数えられるほど。 それにはいろいろな理由や思いがあるのだけど、まあ、それはまた別の機会に譲るとして、やっぱり本名が出てしまう仕事というのは特別な責任と緊張を感じます。 匿名性を一切排除して、リアルに「自分がやりたい音楽」という意味で。 酷評されても逃げ隠れできないし…。 歳をとって、他人に何を言われようが気にしないようにはなったけど、若い頃はやっぱり辛かった。 まあ、本名だろうがペンネームだろうが、「名前」を売って仕事をするということは、そういうことなのですが。 あ、私の正体を知っている人は、過去のスキャンダルは内緒にしておいてくださいね(…なんちゃって…)。

引き算の美学

このところ、ずっと藤原ナオヒロの話題ばかりになってしまっているが、現在彼のアルバムの制作が大詰めを迎えているので仕方がない。 結構、いっぱいいっぱいです(汗)。 さて、ネットラジオで紹介したいと言うので、今回アルバムに初収録される未発表曲を藤原氏に渡したのが昨日。 実はまだミックスが未完成なのだけど、暫定バージョンということで(汗)。 この曲「Reflection(仮題)」は王道っぽいポップな曲をやりたくて、アレンジでついついあれもこれもとパートを増やしてしまった。 ストリングス、ブラス、シンセパッド、シンセオブリ、エレキギター、アコースティックギター、SEまでも… etc. もう隙間がないくらいぎっしりと音が詰まっていて、なんかアレンジの悪い手本のようになってしまった(汗)。 このままではモロに90年代ふうになってしまうので、ここからが大引き算大会…。 ここからどんどんパートを間引いていかなければならないのだけど、まだまだ間引き足りません(汗)。 近日配信されるラジオの中では、こってりと音が残っています。レアな途中経過としてお聴きください(汗)。

これもひとつのミラクル

ここにきて、藤原ナオヒロのアルバム制作がまたしても遅れそうだ。 でもまあ、全く悪いニュースというわけではない。 急遽、某一流ギタリストが何曲か参加してくれることとなり、トラックの追加とそれに伴う再ミックスダウンが発生するため。 リリースは遅れるけど、このアルバムは絶対に妥協したくないという思いもある。 だから、これはありがた~い話なのだ。 ナオヒロは何か「持ってる」なぁ…と思う。 ギタリストが参加することになったのはもちろん私の人脈ではあるけど、「見えない何か」を動かしているのは、ナオヒロ自身だ。そういう「ミラクル」はアーティストとしての証ともいえる(なんちゃって(笑))。 ただ、もう少し、自分のやっていることに自信を持って欲しいな、と思う今日このごろ。 ステップとしてのそういう時期なのかもしれないけど、いろいろなジャンル、いろいろなタイプの音楽を聴いて、あれもいい、これもいいと思っているうちに、自分のやっていることの方向性がこれでいいのか、と少々迷いが生じているかもしれない。まあこれもみんなが「いつか来た道」なんだけどね。 重要なのはブレないこと。