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3月, 2020の投稿を表示しています

いきなりですが、ブログ引っ越します。

いろいろと使い勝手の問題もあって、ブログの引っ越しをすることになりました。 こちらは残しておきますが、今後、こちらのブログでの更新はありません。 引越し先はこちら。 https://ikikatakokoroe.seesaa.net/ 今後ともよろしくお願いします。

Cottage industryの限界…

先日、SNSを通して、 「今回、藤原ナオヒロの『More than ever』のゲスト・ギタリストは誰か?」 という質問を頂いた。 たぶん、以前、ナオヒロの『THE LOOP』や『Not a chance!』という曲で、大物ギタリストに弾いて頂いたことがあるので、そういう質問を頂いたのだと思うけど、今回は100%、リアルな人間のギタリストは使っていないのです(汗)。 全部、アタクシの打ち込みと手弾き(汗)…弱小インディーズ・レーベルなので、家内制手工業なのよ(トホホ)。 ギタリストが聴けば、きっとボイシングやフレーズが不自然なハズ。 なにしろ、自分は全くギターが弾けないので…。 …とまあ、オチがこれでは話が終わってしまうので、ギターパートとボーカルだけ抜き出して、特別公開のネタばらし。 Aメロの左右のアコギ、Bメロのエレキのアルペジオ、サビのパワーコード、全部打ち込みなので、「ああ、なるほど」と笑ってください。 同じ部分のフルオケバージョンも比較のために置いておきます。 オケに混じれば、なんとか聴けるもんですねぇ…(汗)。 ■ギターとボーカルだけを抜き出したバージョン ■フルオケバージョン そのうち、どこかのタイミングで、ヒューマン・ギタリストにお願いして録り直したいと思っているので、それはそれで乞うご期待!

せめて卒業ソングを。

巷では新型コロナ騒ぎで多くの卒業式が中止だったり縮小だったり…。 なんとも切ない話。 テレビの音楽番組などでいわゆる「卒業ソング」特集などが組まれているけど、なんとなく卒業ムードが盛り上がらない。 まあ、パンデミックは世界的な一大事だし、仕方がない。 さて、我がAnpank and Aレーベルの藤原ナオヒロにも、実は「卒業ソング」はある。 それは『グランドスラム』。 タイトルから「スポ根ソング」を連想してしまいがちだけど、これはまぎれもなく卒業ソングだ。 藤原が高校球児だったエピソードは、いろいろなところで書いているので、ここでは詳しいことは省くけど、リアルな体験だからこそ聞いていて映像が目に浮かぶのだな、とも思う。 これは藤原のデビュー曲で、初めての作詞作品。歌詞もボーカルも、決して完璧な完成度とは言わないけど、初々しさが切なさを醸し出していて、ちょっと泣ける。 PVもあがっているが、ぜひ、配信でフルバージョンを聞いて頂けたら、と。 アルバム『Colors of a dreams』に収録。 iTunesStore、レコチョク等、主要配信サイトにてダウンロード配信中。 主要配信サイトはこちら。

DAW雑感。

DAWは、ある程度、ひとつのプロジェクトが落ち着いているときでないと、メジャー・バージョンアップは厳禁。 そんなわけで、先日、やっとDigital Performer(以下DP)を9.5から10.1にメジャー・バージョンアップすることができた。 もう、まるで違うソフトになったような進化。 そういいうことがあるから、ここ十年くらいは、メインのDAWは安定のApple Logic Pro Xになってしまっている。それにデモを作るときLogicの「Drummer」ってとても便利じゃない? (そういえば、最近はPro Toolsもあまり使わなくなった) それ以前から長いことDP使いだったし、DPはとても優秀なソフトなので、ホントはそちらをメインに使いたいのだけど、最近はサブに回ってしまっている。 でも、そろそろメインをDPに戻したいな…と。 DAWはOSとの相性もシビア。 うっかりOSを最新のものにバージョン・アップすると、DAWが正常に機能しなくなってしまうこともよくある話。自分の環境のmacOSもひとつ前のmacOS Mojaveのままだ(現在の最新OSはCatalina)。 自分はEDM系の人と違って、シンセを弄り倒してゼロから音を作り込んでいくタイプではないので、音源ソフトもリアル楽器のシミュレーション系のほうが多いかも。 …というか、あまり選択肢が多すぎるのも良くない。NI社のKomplete12Ulutimateを目の前に、膨大な音源の中からどれをチョイスすれば良いのか途方に暮れてしまうこともしばしば(汗)。自分はあまりマニュピレーターには向いていないのだろう。生楽器のセッションのほうがやっていて楽しいタイプだし…。 大昔に組んでいたマニュピレーターのOさん、すごく優秀な人だった。元気かなぁ…。 また一緒にやってもらいたいなぁ。 FeedPing

「遠い街で。」制作秘話。

以前にこのブログでも「自分がプロデュースしている曲からベスト3を挙げよ」というお題の中で挙げたけど、藤原ナオヒロの初期の作品に「遠い街で。」という曲があって、この曲は、いろいろと思い入れがあって、いまでもベスト3の座からハズれることはない。 この曲は、ある意味数奇な運命を辿った曲で、最初にリリースされたのは90年代、ある韓国人歌手に書き下ろし、韓国でリリースされた。歌詞は韓国語だったので、どんな内容か分からないけど、曲のタイトルが「Morning」だったから、きっと朝の歌なんだろう(なんとも身も蓋もない(汗))。 Morning 김병은 ←「遠い街で。」の原曲 私自身は韓国の芸能界とは縁もゆかりもなかったけど、歌ったのはファッションモデルとして日本に出稼ぎにきていた歌手志望のキムという青年で、たしか誰かの紹介で曲を書くことになった次第だったと思う。 彼は徴兵か何かで帰国して、自国でアルバムをリリースし、その中に2曲ほど私の曲が収められた(これが事後報告だったり…当時韓国では日本の文化が禁止されていた背景もある)、後々ややこしい問題に発展したりとかもするのだが、それはまた別の話)。 それから20年ほど経ったある日、藤原ナオヒロという青年をプロデュースすることになり、彼をデビューさせ、「さて、次の曲は何にしようかね」というタイミングで思い出したのが、この「Morning」だった。 等身大の藤原のイメージにあった日本語の歌詞を当て、「遠い街で。」というタイトルでリリースした。 この「遠い街で。」というタイトルは、キムが韓国でリリースする前のデモの段階でできていた日本語バージョンのタイトルでもある。 キムには悪いが、自分としては、藤原ナオヒロがこの曲を取り戻してくれた…そんな思い。 彼が唄って、はじめてしっくりとくる感じがする。 ホントはナオヒロのために書き下ろしたのに、時空の歪みで世に出すのを早まってしまったのではないか…そんな気持ちさえする。 まあ、そういう「背景と大意」的な話は別として、自分は純粋に楽曲としてこの曲が好きだ。 手前味噌だけど、「せつないけど前向き」…そんな空気感、世界観をうまく出せている曲だと思う。 「遠い街で。」は、現在、アルバム「 Colors of a dream 」に収録され配信中。

なにかと豊島園

先月のヴァレンタイン・デーにリリースされた藤原ナオヒロの MORE THAN EVER 。 このたび、YoutubeにPVが公開された。 もうすぐ閉園してしまうようなことも報道されていた豊島園でのロケ。 レトロでちょっと寂れてしまった豊島園は、先端を行く巨大テーマ・パークとはまた違った趣があって、嫌いじゃないんだけどなぁ…。(家も割と近いし…) PVで豊島園でロケをしたのは、実は今回が始めてではない。 藤原ナオヒロのわりと初期の曲、「Who is to blame?」(シングルは配信終了。現在はアルバム「 Limit Unlimit 」に収録されている)のPVも豊島園でロケを行った。PVはまだYoutubeで公開されているので、若かりし頃の藤原ナオヒロを是非、見てやって(笑)。