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6月, 2017の投稿を表示しています

配信の時代で良かった…ということもある。

現在、世の中に出回っている藤原ナオヒロデビュー曲『グランドスラムはミニアルバム『Colors of a dream』に収録されたリミックス・バージョンのみ(のハズ)。
本当のオリジナル・バージョンはとうに配信が終了しているので現在は入手不可。
配信当時にダウンロードした人には、もちろんいまでも聴いて頂くことはできるけど、その頃はまだファンも少なく、ダウンロード数も決して多くはなかったので、非常にレアな代物になっている。
いや、別にプレミア化を狙ったわけじゃないですよ。
理由は言えませんが、ホントは返金しても良いから、PCやスマホから削除して欲しい気持ち(汗)。
…それはプロデューサーの責任と矜持として。
ある意味、配信の時代で良かった。CDという物理的なメディアが残るよりは精神衛生上、だいぶ良い。

さて、その『グランドスラム』、ボーカルを録り直したりはしていない。リミックス・バージョンも正真正銘、デビュー時のナオヒロの歌声。
(ボーカルとコーラス以外のトラックは全て差し替え)
いっそ、こちらを正式なデビュー・バージョンということにしてしまおう(ここだけの話)。
オリジナル・バージョンは未来永劫、二度と世の中に出回ることはない(ことを祈っている)。


マイカというのは「雲母」のラテン語読みらしい…なるほど

やっぱりいろいろと悩み事が尽きないせいか、気持ちが落ち込んだり集中できなかったり…といった今日このごろ。
そんな週末、松任谷正隆氏が校長を務めるマイカミュージックラボラトリーのオープンスクールに参加させてもらった。
自分が受講したのは「アレンジ対決!松任谷正隆VS寺岡呼人」という講座。
そういえば、Anpank and Aというインディーズ・レーベルを立ち上げてから、音楽制作はほとんどスタンド・アローンで打ち込みをコツコツやってきたから、久しぶりにスタジオ・セッションの空気を味わえて嬉しかった(ただの見学者ではあったけれども)。
一流の先輩方のお話を聞きながら、ああ、やっぱり自分がやってきたことは間違っていなかったと再認識したり…。
なんか小学生の感想文みたいだけど、ホントに「よし、明日からも頑張ろう!」って気持ちになったんだよ。
大事でしょ? こーゆーことって。


マグロはtuna、でもトロはtoroって知ってた?

いわゆるJ-POPと言われるジャンルでは、いまどきはイントロも間奏もアウトロ(エンディング)もあっさりと短め…。
いろいろな要因があるけど、ひとつには音楽メディアの主流がダウンロードやストリーミングになってきたことと関係があるらしい。
(参考:http://www.afpbb.com/articles/-/3124147
まあ、ポップミュージックというのは「文化」だから、時代とともに変化していくのはある意味必然。
でも、主に80年代のコンテンポラリーミュージックの円熟期に洋楽・邦楽を聴きまくり、影響を受けてきたオッサンとしては、ちょいと物足りないし、寂しさを感じる…。
ポップ、ロックに限らず、歌モノの音楽を聴いていても、どんなミュージシャンが参加しているのかが気になったし、彼らが演奏するイントロや間奏、そしてアウトロもその曲の重要な一部として存在感を放っていた。
昨今は、聴くほうの集中力も持たないらしく、イントロや間奏が長いと、そこで次の曲に移ってしまうらしい…ストリーミングって便利だけど容赦ないのね(汗)。

僕がアレンジする曲は、「どれもイントロが長い」ってよく言われるけど(汗)、これでも短くなったほうなんだけどな…。

まあ、こちらもそういう時代にこういう仕事しているわけだから、別に強情に抗いはしないけど、どこかで抵抗したいキモチも、ある。
ちなみに、比較的好き勝手やらせてもらっている藤原ナオヒロのプロジェクトでは、もう聴く人のほとんどが(たぶんナオヒロ本人でさえも)次の曲に飛ばしてしまうであろうアウトロとかに、ヒッソリと自分のこだわりのソロなんかを忍ばせたりして遊んでいる。ほとんど自己満足の世界…誰も聴いちゃいないよな、と思いつつ…。

6月13日は何の日?

翻訳アプリに「Happy birthday to you」と入れても「幸せな誕生日をあなたに」とはならず、ちゃんと「お誕生日おめでとう」と翻訳されるようだ。
…というわけで、藤原ナオヒロくん、誕生日おめでとう!

東京に出てきて5年か…(計算合ってる? Twitterで5年目とか言っていたけど、6年目じゃない?)。
奴がアーティストとして着実に成長する姿をリアルに目の当たりにして、「ああ、ヒトってこんなに変わるもんなんだ…」って、マジで思った。いや、大げさじゃなくて。もちろん良い意味で。

まあ、けっこう手を焼いたこともあったけどね…泣かされたこともあったし(汗)。



…え、それ作戦?

十年前のカレンダー

先日、このブログ(「十年一日…」の項)にも書いた、HiroYuki.の次のリリース曲「Calendar」の配信準備がやっと整った。
結局、BassとStringsに加えPianoもDrumsも差し替えました(汗)。
あと、かすかに聴こえる両サイドのAcoustic guitar、2パート分も。
やっぱりリズム隊が変わると、曲のイメージが変わる。まあ今回はそれが「吉」と出た(と信じたい)…。
Grooveも変わったので、ボーカルとの違和感が心配だったけど、それは意外と大丈夫そう。
どうせなら、クレジットに「Remix」と入れてもらいたいくらい(汗)。

やっぱりArrangerとして名前が出るのに十年前のアレンジのままで世に出してしまうというのは、ちょっと抵抗があったので。
ボーカルも取り直しが出来る状況だったら、もっと抜本的にアレンジをやり直したところだけど、それはまた次の機会に。

〈6/12 追記〉 HiroYuki.の『Calendar』は6/12より、主要配信ストアにてダウンロード、ストリーミングを順次開始。
レコチョクはこちら
iTunesはこちら



「鼻の差」は英語で言うと「win by a nose」らしい

手前味噌で申し訳ないが、自分がプロデュースしている藤原ナオヒロの曲からベスト3を挙げよ、というリクエストがきたので…(汗)。
ハッキリ言うけど、僕には「捨て曲」は無いのでどれも鼻の差で優劣つけがたい。
…という前提で、敢えて挙げるなら…。

第3位:「Not A Chance!」 ゲストミュージシャンとしてギタリスト・今井芳継氏が参加。
アバンギャルドなギターが炸裂しています(汗)。
ナオヒロの歌詞もおもしろい。
実はJ'sY2の「Second chance!」という曲のリメイク作品。
iTunes Storeはこちら。

第2位:「遠い街で。」 もともと初期にシングルリリースした曲だけど、リミックス・バージョンがアルバム『Colors of a dream』に収録されています。
実はナオヒロの曲で最もダウンロード数が多い曲(汗)。
颯爽とした感じがうまく出ていて、アレンジも気に入っています。
Youtubeはこちら。

第1位:「Who is to blame?」 なんか、洋楽っぽいのやりたいね…みたいな発想が最初にあったような。
ナオヒロの歌詞も、この頃からいいカンジになってきた。
暗いけど、しっかりした世界観があって好きです。
Youtubeはこちら。

以上、無理やり挙げたベスト3でした。
でも、ホントに全部好き(笑)。


出来たらいいな…的な。

ここ数日は、HiroYuki.の次のリリースに向けてミックス&マスタリング、そして藤原ナオヒロの新曲のアレンジというのが必須タスクではあったが、それ以外の案件やらヤボ用やらでいろいろと慌ただしく、なかなかはかどらず(汗)。

何か変わった出来事があったとすれば、元J'sY2のVocal、Yuengさんが藤原ナオヒロの作詞のディレクションをしている…ということくらいか。

J'sY2といえば、昨年、ナオヒロの「Not A Chance!」という曲でギターの今井芳継氏にゲスト参加してもらったが、そういえば、J'sY2のアルバムの20周年リミックスを出そう、という話もあったのだった(汗)。全く作業が進んでいないけど(当時のマルチを再生できる環境がなくて…)。
でもまあ、このままYuengさんがそろりそろりと復帰モードに入ってくれれば、リミックスのほうも、派手に祭り上げるキッカケになるんだけど(笑)。
さて、どうなることやら…。

ちょうど良い塩梅

他の作曲家の人たちは、曲を作るとき、どうやって作っているのかな…と、ときどき思うことがある。
自分の場合は、ピアノに向かって作るときもあれば、楽器のない場所で口ずさみながら五線に音符を書いていく場合もある。
先にコード進行を決めてからそれにメロディーを嵌めていくときもあるし、リズムパターンが先のときもある。
…そう考えると、実はツールやセオリーは二の次なのかも…意外と。
ただ、「何かしているときにフッとメロディーが浮かぶ…」みたいなオカルトみたいなことはめったにない。
まれにそういうことがあったとしても、それは自分の中にストックされているメロディーの断片が、ただ無意識に出てくるだけのことだと思っている。


さて、この写真は普段使っている五線ノートと写譜ペン。マスターリズム(簡単なアレンジ譜)はもっとデカい五線紙に書くけど、作曲の過程で使うにはちょうど良い大きさ。A5(横)サイズに五線が6段。ホントに使いやすいので買いだめしてあります(汗)。
この写譜ペンはナカノというメーカーのもので、Amazonで千円弱(先に紹介した五線ノートもナカノ製)。書きやすいけどペン先はすぐヘタる(汗)。だから交換用のペン先も買いだめしてあります。やっぱり書き味は万年筆メーカーが出している高価なものにかなわないけど、この値段ならもし失くしても諦めがつくし…。

パソコンの打ち込みでサウンドを作っているわりには、意外とアナログな作曲プロセス…。
長年の経験から見つけたちょうど良い塩梅ってやつ。