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Because it's there.

藤原ナオヒロの次のアルバムは、作詞家としての彼を前面に打ち出そうというコンセプトも含まれているので、本人はかなり悩んでいるようだ。まあ、せいぜい産みの苦しみを味わうが良い(笑)。そこにこそアーティストとしての成長があるのだから…。

…などと、他人事のように言ってはいるが、曲をつくるこちらのほうも、けっこう悩んでいる。
こちらは無駄にキャリアが長いので、なんかもう、いろいろやり尽くしちゃって、何をやっても新鮮味を感じなくなっている。麻痺しちゃっているんだよね(汗)。
自分の引き出しなんてたかが知れているということだ。
若い頃は次々と新しい引き出しを開くことができたのになぁ…。
人よりちょっとばかり引き出しが多いからって、それに甘んじるな、ってことかもな。
せっかく若いアーティストと一緒にやっているのだから、自分の壁を破っていかないと…。


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