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末恐ろしいボーカリスト


HiroYuki.の「Like and Love」、あれはたぶん、並のシンガーでは唄えない。
アレンジ段階で別にイジワルしたわけではないのだけど、コーダのサビのリフレインでは4度上がりの転調をさせている。
コーダの転調はよくやることだけど、せいぜい2度。
でもあれをアレンジした時、どうしても4度上げたかった。
つまり、曲全体としては、非常識なほど広い音域になってしまったのだ。
そして、たぶんムリだろう…と思って試しに唄ってもらったら、唄えてしまったので、そのままいった(汗)。
しかもコーラスパートの超ハイトーンのファルセットまで…。
その時、ホント、末恐ろしいボーカリストだと思ったものだ。

実は、それが10年前。
そう、「Like and Love」も「Calendar」もレコーディングしたのは10年前。
諸事情で埋もれていた音源に再び光を当てたのが去年…というわけだ。

先日、藤原ナオヒロのネットラジオに出演の際、2曲ほど生で唄ってもらったのだけど、彼のボーカルは10年経って、劣化するどころか進化していた。
普通は歳を取れば声のレンジも狭くなり、高い音域も出なくなってくるものだけど、HiroYuki.の音域は広くなっていた。
もしかしたら、今がボーカリストとして一番脂が乗っている時期なのかも!?
これからの活躍に期待。

Like and Love
Written by HiroYuki.
Arranged and Produced by Jomi Kubota
【レコチョク】
https://goo.gl/VBjvQd
【iTunes Store】
https://goo.gl/hDVSij
【Spotify】
https://goo.gl/xXc1Vg
その他主要サイトにて配信中

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