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僕の写譜ペンはどこへいったのだろう…


たまには少し裏方的な話などを。

このところ、大量なマスターリズムを一気に書き上げなければならない状況になって、前から気になっていた[Clover Chord Systems]というマスターリズム作成ソフトを購入…。今まで譜面作成はDAWの[Apple Logic Pro X]の譜面作成機能を使うか、フリーウェアなのに無駄に良く出来ている[MuseScore]という譜面作成ソフトを使っていた。

※ちなみに、自分のDAW環境としては、[Logic Pro X]でアレンジやMIDI入力などのプリプロを行い、[Avid Pro Tools]でミックスダウン、マスタリングを行う…というプロセスが定着している。

話は戻るが、[Apple Logic Pro X]も[MuseScore]も譜面作成ソフトとしてとても優秀。[Apple Logic Pro X]に至っては、もう四半世紀以上も前に元々は譜面作成ソフトとして開発されたほどなので、こちらのスキルさえあればとてもキレイな譜面を書き出せる。
でも、マスターリズムというのはクラシックの譜面と違って、良い意味での「いい加減さ」を求められるので優秀なソフトでそれを作ろうとするとかえって手間がかかる(笑)。それにマスターリズムを必要とされる現場というのは、時間との勝負的な事情もあったりするので、手間がかかっては本末転倒…。じゃあ手書きにすれば?という意見もごもっともなのだが、じゃあ、いきなりキーの変更とかあったときに、あなたならどうしますか?(汗)
(譜面作成ソフトの良いところは、そんなときに即対応できること…)

そーいえば、昔はスタジオに入ればそういうこともキッチリやってくれる写譜屋さんというのがいたけど、今は見なくなったなぁ…。

…というわけで、良い意味でいい加減なソフト、[Clover Chord Systems]を購入したというお話。いい加減で、とても使い勝手が良いです(笑)。
欲を言えば、これがiOS対応とかになれば、譜面をプリントしなくてもiPadで表示させれば済むのだけれど…。
(まあPDFにでも書き出せばやれないことはないけど)

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