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HOW CAN I BREATHE

人生にはあまりにもラッキー過ぎて感謝を忘れてしまうこともある。

もう30年以上も前の話ですけど、約一年間ほど、ジャズピアニスト界の巨匠、北条直彦先生に師事しておりました。
(きっと先生ご自身も私のことなど、とっくのとうにお忘れになっているだろう…でも、先生の影響でウィントン・ケリーが大好きになったのですよ)
北条先生は、当時からすでに有名な教則本の著者としても活躍されていたけど、今では大御所中の大御所…日本のジャズ界では知らなければ「潜り」と言われかねない存在…。
いまだったら直接レッスンを受けるなんてことは不可能だったかもしれない。

…というわけで、ふとお名前を思い出したのでググってみたら、ご高齢にはなられていても元気でご活躍のご様子…。

ときどき、自分の音楽キャリアのルーツにジャズもあったってことを忘れちゃうんだよね(汗)。
お仕事的にはあまりジャズのほうにベクトルが向くことはなかったけど、自分の作品の中にはところどころジャズのエッセンスが活かされていると思う。
下積み時代の思い出は、黒歴史的なことが多すぎて無意識に封印していることも多いけど、最近、プチ・スランプ気味なので、一度、引き出しを全部開けて整理整頓してみるかな…。

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