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I want you baby, tonight!

藤原ナオヒロとのプロジェクト(以下「Fプロジェクト」)では、初期の一部の曲を除いて、ナオヒロが歌詞を書き、自分が作曲と編曲をしている。
まずはたたき台となる歌詞をナオヒロが書き、あとは曲をつける段階でメロディに合わせて歌詞を調整していく…というプロセス。
たたき台を書く前に、曲の方向性や歌詞のストーリーの細かい設定まで打ち合わせておく。
これは予想していなかったことだけど、意外なことに彼は作詞が好きらしい。ヒマさえあれば取り憑かれたように歌詞を書いている。
まあ、それは良いのだが、クオリティにはまだムラがあって、たまにとんでもないフレーズを書いて来たりするので驚いてしまう。
いきなり「I want you baby, tonight! オトコの性(さが)~」とか(汗)。アイドル時代の近藤真彦じゃあるまいし(笑)…もう自分の目を疑った。そして15分くらい腹を抱えて笑った。
たぶん、ボキャブラリの問題なんだろうな…。
最近、がんばってたくさん本を読むようにしているみたいだけど、語彙を増やすには努力しかないからね、頑張って。

これはあくまでも私の持論に過ぎないけど、歌詞は想像力と語彙さえあればいくらでも書ける。たとえば、彼は恋愛経験が浅いことをコンプレックスに思っているようだけど、プロのアーティストがみんな曲の数だけ恋愛をしているわけではない。そもそも、おのれの人生経験なんて、なんぼのもん? 小説家だって作詞家だって、みんな「リアルなフィクション」を書いて勝負しているのだ。
まあ、ナオヒロは想像力は豊かなほうかもね。あとは、自分が創造したストーリーがファンタジーなのかリアルなのか、自分でも混乱して分からなくなるくらいになれば一人前のアーティストだ(笑)。ま、言うは易しだけど。

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