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8月, 2019の投稿を表示しています

The man who has no imagination has no wings.

一応、ドラム音源としては、定番のBFD3とAddictive Drums2は揃えてある。 (100%使いこなしているとは決して言わないが) ドラム音源に限らず、ソフトウェア音源は、自分がDTMを始めた頃に比べて遥かにリアルに、そしてハイクオリティになったけど、なんか面倒くさくなったなぁ…。 いろいろなことができるようになればなるほど、何か大切なものが指の隙間からこぼれ落ちていくような感覚…。 ハード音源のTR-909やTR-606を使っていた頃はもっとシンプルに思考と音が直結していたような気がする。 (80年代の一時期、いわゆるテクノっぽいことをずっとやっていたので…あ、世代がバレる(汗)) でも、「面倒くさくなった」と感じるのは、たぶん、プロセスというかセオリーの問題。 アレンジの途中で、音色やエフェクトにこだわってしまうから悪いのだ。 だって、音色とか作り込んでいると、いろいろできすぎてキリがなくない? そこで立ち止まっているうちに、構成やフレーズのアイデアが遠のいていってしまう…。 割り切って、先に進めないからどんどんドツボにハマるのだ(汗)。 いまは作曲家、アレンジャーの定義というか、仕事の領域が変わってきていて、打ち込みはもちろん、以前だったらミックス・エンジニアがやっていた仕事の一部や、人によってはマスタリングまでスタンドアロンで作業し納品する時代…。 そういうスタイルを好む人も、少なからずいるけど、僕はいろいろな人のスキルやアイデアが予期せぬ塩梅で絡まったほうが、いい作品ができるんじゃないか、と思っている。 まあ、今、あるプロジェクトをスタンドアロンでやっているのは、「仕方がないから」ではなくて、それはそれで考えがあってのことだけど…。

Because it's there.

藤原ナオヒロの次のアルバムは、作詞家としての彼を前面に打ち出そうというコンセプトも含まれているので、本人はかなり悩んでいるようだ。まあ、せいぜい産みの苦しみを味わうが良い(笑)。そこにこそアーティストとしての成長があるのだから…。 …などと、他人事のように言ってはいるが、曲をつくるこちらのほうも、けっこう悩んでいる。 こちらは無駄にキャリアが長いので、なんかもう、いろいろやり尽くしちゃって、何をやっても新鮮味を感じなくなっている。麻痺しちゃっているんだよね(汗)。 自分の引き出しなんてたかが知れているということだ。 若い頃は次々と新しい引き出しを開くことができたのになぁ…。 人よりちょっとばかり引き出しが多いからって、それに甘んじるな、ってことかもな。 せっかく若いアーティストと一緒にやっているのだから、自分の壁を破っていかないと…。

夏風邪は馬鹿がひく

えっ、馬鹿は風邪ひかないんじゃないの!? この猛暑の中、まさかの夏風邪。いわゆる冷房病というやつか。 熱があるので汗をかいたほうが良いのだろうけど、さすがにエアコンを切るわけにもいかず(切ったら死ぬ)、頭は重く鼻はズルズル…。カラダの節々も痛い。 夏風邪はなかなか治らないとも言われるけど、早く治して仕事しないと(汗)。

真夏の夜のサクソフォン

高校時代、自分はブラスバンド部でDrums & Percussionを担当していた。 まあ、コンクールに出てもせいぜい県大会止まりだったけど、三年間、みっちりと打楽器の基礎を叩き込まれた。 (おかげで三年間はスティックだこが絶えなかった) 当時、目指していたのはピアニストだけど、ブラバンでこのパートを選んだのは、何か直感的なものだったと思う。 今はもう、ドラムを叩くことはなくなったけど、身体に叩き込まれたリズム感だけは今なお鋭敏だ。 だから…というわけではないけど、ブラスサウンドがけっこう好きなんですよ。 で、一昨日、たまたまご縁があったジャズドラマーの竹下宗男さんから、せっかくお声をかけて頂いたので、「HIBI★Chazz-K」というSaxがうじゃうじゃいるJazzバンドのライブに行ってきました。 (もう終わってしまったライブなので、ご紹介しても宣伝にならなくてスイマセン) 堪能した~~~。 生まれ変わったら、来世ではアルトサックスやりたいかも…。

私、カタチから入るタイプなので…

DTMでトラックを作る人なら、プロ・アマを問わず「Vienna Ensemble Pro」(以下「VEP」)を使っている人は多いだろう。 ちょっと重い音源やプラグインを使う際、DAWとVEPに負荷を分散させることによりレイテンシーを抑えることができる。また、サーバー的な機能もあり複数のパソコンにCPUの負荷を分散させることもできるシロモノ。 自分もご多分に漏れずユーザーではあるが、最近、自宅環境のメインマシンがMac Book ProからiMac 27inch 3.6GHz 8コア Intel Core i9、メモリは64GBというそこそこ余裕のあるスペックになったので、ほとんどの場合、VEP使わなくてもレイテンシーにあまり気を使わなくても良くなり、CPUメーターが振り切れてプチプチとデジタルノイズを出す心配もほぼなくなった。 しかも、Retina 5Kの27インチディスプレイなので、マルチディスプレイの必要もなく、作業のストレスが激減。これはDTMの作業には重要なことで、余計なタイムロスも少なくなるし、気になるのは電気代くらい(汗)。 まあ、だからといって、良い作品ができるとは限らないのだけど…。