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SONY MDR-M1ST

ヘッドホン(SONY MDR-CD900ST)のケーブルを猫にかじられ断線してしまったので、交換用のケーブルを買ったもののハンダ付けに失敗してどうもうまく修理できず…。まあ他にもこれと同じヘッドホンは持っているのだが、取り急ぎ藤原ナオヒロのレコーディングも押し迫っているので、修理は後回しにして新規に一個購入。 さらに、いま話題の SONY MDR-M1ST も興味あったので、ついでに購入。 SONY MDR-M1ST ハイレゾ対応でソニーがMDR-CD900STに代わる新たなスタジオの定番を狙う製品として満を持して発売したもの。 いろいろなところでレビュー記事も出ているので、まあ詳細は省くけど…。 ぜんぜん違う…。 良くも悪くも…。 慣れの問題だと思うけど、MDR-CD900STの音に慣れきっているので、かなり戸惑っています。 いや、慣れるのかな(汗)。 音も解像度もかなり良くなったのは僕でも分かります。 でも、音のイメージがずいぶん違って聞こえるので、ある意味、危険(笑)。 いい音はちゃんといい音に。それなりの音はちゃんとそれなりに…そんなカンジ。 以前、一度AKGのヘッドホンに浮気したのだけど、結局、うまく馴染めなくてまたMDR-CD900STに戻ったという経緯が。 今度もそうならなければいいけど。 こいつが犯人!

意外性こそリアル

先日、あまりにも仕事のストレスが溜まっていたので、気分転換のつもりで映画『ロケットマン』を観に行った。 ご存知の方も多いだろうが、これはエルトン・ジョンの半生を描いた映画。 ストーリーのネタバレになるようなことは書かないつもりだけど(っつーか、ノンフィクションのストーリーにネタバレもなにもないと思うけど)、監督があのクイーンのフレディ・マーキュリーを描いた『ボヘミアン・ラプソディ』の最終監督だけあって、ちょっとテイストが似ている。 ある意味、欧米のショービズにおけるサクセス・ストーリーのテンプレートのようなお話。 セクシャリティとドラッグのエピソードはもはや必須。一度頂点まで上り詰めたあと一気に坂道を転げ落ち、そこから這い上がるストーリーって、向こうの人は好物なのだろうか。 どちらにしても、日本人にはあり得ないスケールのデカさは感じるけど、正直ちょっと食傷気味かも。 「伝説」ってこうやって作られていくんだなぁ…。 噂によれば、ボーイ・ジョージを題材にした伝記映画も企画されているらしいし、これも同じ路線になるのかな? 自分は世代的に、クイーンもエルトンもカルチャー・クラブも、まさにど真ん中なので、まあ仮に映画が駄作でもそれなりに楽しめたりはするのだけど、テンプレート的ではない伝記映画、観たいなあ。 そういえば、ずいぶん昔に観た、ティナ・ターナーの伝記映画、これもやはりミュージシャンの「蘇生」の物語だったけど、黒人女性が仏教の経文を唱える姿に不思議とリアリティを感じておもしろかった。 そうか! 「リアリティ」というのは、カッコいい伝説化されたストーリーじゃなくて、日常の中にある意外なエピソードの描写にあったりするのだな。